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クリニックのペットバードたち

酪農学園大学・行動治療科つづきのつづき

・・きのうの日記のつづきです・・

 そんなワケでモモイロインコのコウメちゃん、初の大学病院受診決定!
(かなり、飼い主のほうがドキドキです。)

 酪農学園大学附属動物病院は、門をくぐってからだいぶ奥まで進んだところにひっそりと建っています。最寄のJR大麻駅から歩くのは、ちょっと無理かも?!というくらい、結構距離がありました^^。少し迷いましたが幸い車で行けたので、事なきをえましたが。

 コウメちゃんは私と野口先生を従えて、診察に臨みました。診察室は、犬なら実際部屋に出して行動を観察できるくらい、広くてゆったりとしたお部屋です。コウメもすぐに部屋に出されて、大きなゲージに移されました。

 受診先の行動治療科の内田佳子先生はハキハキと大変楽しそうにお話しをする先生で、「コウメ!コウメ!」と一生懸命呼びかけながら様子を観察しています。そして一通り観察が終了し、飼い主とのカウンセリングが始まりました。

 どんな時、どのような行動に出るのか?普段の環境は?家族との関係はどうか?
 内田先生がコウメの生活全体を把握して、具体的な治療計画をたてていきます。コウメには、より鳥らしい生活を送ってもらう必要があること、飼い主とのコミュニケーションを十分とることなどが検討されました。そこでクリッカー(カチッと音が出る道具)を使って、好きなものを条件付けしていくところから、スタートすることになりました。

 実際受診するのは、最初の一回だけで、その後は課題がどれくらい進んだか、困っていることはないか、一週間に一度助手の方と連絡を取り合って、2ヶ月間かけて治療をすすめていくことになりました。

 すべてのお話が終わるまで2時間弱。クリッカーもいただき、アフターケアも含めた診察費用は、約1万円でした。正直、「大学病院なのに安いかも!」と思いました。

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・・またまたつづく・・

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