クリニックのペットバードたち

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オオハクチョウに関する症例報告

工藤です!

先日、北海道獣医師会雑誌を見ていたら、ハクチョウに関する報告が載っていました。
鳥好きの人は野鳥にも興味のある方が多いので、紹介させていただきます。


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食パンが咽喉部を栓塞させたオオハクチョウ(Cygnus cygnus)3例の剖検所見

吉野智生1)、山田(加藤)智子、石田守雄、長雄一、遠藤大二、浅川満彦
1)酪農学園大学獣医学部所属

要約
2005年から2010年にかけ、苫小牧市および別海町で発見されたオオハクチョウ3例について、酪農学園大学野生動物獣医学センターで剖検を行った。3例とも栄養状態は良好であり、外傷や外貌の汚れは認められなかった。内部所見としては暗赤色流動性の血液、心臓周辺を主とした各臓器および血管のうっ血、口腔および気管粘膜の溢血点、水・唾液などの液状成分により著しく膨化した食パンによる咽頭部閉塞が共通所見として認められた。咽頭閉塞では神経系の反射的心停止が知られていることから、このような現象も今回の死因の一部と推察された。

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読んでみての感想は、こんなこともあるんだ!というものです。
本文を見てみると、この投稿までに酪農学園大学野生動物獣医学センターで剖検を行ったオオハクチョウは68例とのことなので、そのうちの3例で生じたということは、かなり高い確率だと感じました。
また、2例に栓塞していた食パンは2×2cmの大きさだったそうです。それが多数入っていたということですから、食パンは小さくして与えても、このような事故は起きる可能性があるということですね。

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