クリニックのペットバードたち

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ロックジョウに関する論文

工藤です!

今年2月の日本獣医師会雑誌に、
オカメインコの開口不全症候群(Cockatiel lockjaw syndrome:CLJS,ロックジョウ)
に関する論文が掲載されていました!

最近は毎年のように日本獣医師会雑誌に飼い鳥に関する論文が投稿されていて、
日本の鳥獣医学の進歩を感じずにはいられません。
新しいことが分かるって、本当にありがたいことですね!

オカメインコ飼いの皆さまには気になる情報かと思いますので、要約をご紹介いたします。


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日本獣医師会雑誌 62 143-147 (2009)

オカメインコの開口不全症候群の微生物学的・病理学的所見

松田紫恵1)大屋賢司2)柳井徳磨1,2) 柵木利昭1,2) 福士秀人1,2)
1)岐阜大学大学院連合獣医学研究科
2)岐阜大学応用生物科学部

 臨床症状よりオカメインコの開口不全症候群と診断された1~2ヵ月齢のオカメインコの死亡例5例、口腔スワブ4検体を微生物学的、病理学的に検索した。複数種の細菌が分離され、最も高率にBordetella avium (5/9例)が分離された。分離されたB. aviumの全菌株は、Bordetella属菌が産生し病原性発現に関与する皮膚壊死毒素遺伝子を保有していた。組織学的検索では、咬筋をはじめとする嘴の開閉運動筋の筋線維は編成・壊死、消失、筋線維間には炎症性細胞が浸潤、細菌塊が認められた。病変の進行した領域では線維芽細胞の増殖が著しく、高度に器質化していた。分離B. aviumの薬剤感受性試験を実施した結果、β-ラクタム系、アミノグリコシド系およびテトラサイクリン系薬剤に高い感受性を示した。


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