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クリニックのペットバードたち

ペットロスについて

工藤です!
昨日は札幌、雪でびっくり@@しましたね!しかも、夕方にはけっこう積もっていました。
でも一晩で溶けたようで、やはりもう春なんですね♪

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さて。
先日、学窓社から送られてきた小冊子に、日本獣医生命科学大学の鷲巣月美先生が、「ペットロスと向き合う」というタイトルで寄稿していらっしゃいましたので、ちょっとご紹介したいと思います。
鷲巣先生はペットロスに関して日本の第一人者であり、専門雑誌などでもしばしば取り上げられています。


「ペットロス」とは、「友に暮らした伴侶動物の喪失体験とそれに伴う悲嘆」と書かれてあります。愛する動物を失った家族の、人間として極めて当り前の気持ち、だそうです。

動物との深い絆があったからこそ、動物を失ったときに喪失感を味わい、悲しみを経験するのであって、動物との間に心の交流がなかったならば「動物の死」に対して涙を流すことも虚脱感を味わうこともないのである。
・・・本当に、その通りだと思いました。悲しいのは、深い絆の証なんですよね。

最後に、伴侶動物の医療に関しては、この「家族と動物の絆」が、われわれ動物医療従事者の存在の根幹をなすものと言っても過言ではないであろう、と書かれていました。

そう、獣医師は「家族と動物の絆」からくる需要に応えるべく、努力しなければならないのです。多分、「鳥」とか「犬」とか物理的なものとして考えると、あまり必要ない存在かもしれないですからね。

「私たちは、家族と動物の絆を守るお手伝いをしていきます!」改めて、そう思いました。


cc 018
 「31歳のヨウムですが、どうぞよろしく」

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