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クリニックのペットバードたち

入院します?・2

工藤です!
いよいよ4月、北国ではこれからが春本番♪ですね。
雪がすっかり溶けたら、クリニックの入り口にも春らしく花鉢を出そうと考えています^^。

本日も、入院についてのお話です。


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入院したほうがいいケース

●家で看護ができない
●エサを食べない
●連続処置が必要

家だとじっとしていられない鳥さん。
留守がちなご家庭。
うまく保温ができない、保温しても羽の膨らみがとれないとき。
一日2回以上、流動食を食べさせたいとき。
エリザベスカラーや包帯を装着して、暴れてエサを食べない時も入院となってしまいます
毎日、注射やネブライザーなどの処置が必要なとき。
酸素吸入も、病院なら24時間行えます。


ただし、入院したことによるデメリットもあります。
●環境が変わり、ストレスがかかること。
●そして、もしかしたら、病院で亡くなってしまうかもしれないということ。

このため、高齢の鳥さんの入院に関しては、特に慎重になってしまうのです。
でも、思い切って入院したコが少しづつ少しづつ良くなっていった時は、喜びもひとしおです。
(↑高齢のコは良くなるのにも時間がかかる^^;)


あと、もし可能であればお見舞いに来ていただくと、入院中の鳥さんは、とってもとっても喜びます
中には嬉しくて暴れつづけて、逆に疲れてしまうコもいるので、こんな時はほどほどにしないといけないですが^^;

「鳥はお見舞いに行っても分からないのでは?」と言われることがあります。
いえいえ、決してそんなことはありません
うつむいていた鳥さんが、飼い主さんだと分かったとたん、鳴いたり出たくてケージの中をウロウロしたり。
どの鳥さんも、ちゃーんと認識していますよ!
飼い主様の前ではクリニックのスタッフには決して見せなかった(?)愛情あふれる姿を見せてくれます。
中には「帰るからね!」と飼い主様が席を離れたとたん、呼び鳴きをはじめ、見えなくなるまでずーっと鳴き続けているコもいます。
こんな時は、「早く元気になって帰ろうね!」と声をかけています^^。


cc 020



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