クリニックのペットバードたち

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鳥の爪切りのコツ・その3

 工藤です!爪切りのコツ・最終回です♪
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6.止血方法 
 もし出血してしまったら、あわてず止血を行います。鳥は体が小さく、わずかな出血でも命取りになるといわれていますが、体重の100分の1程度であれば、問題はありません。ただ、実際に爪切りで大出血し、亡くなった鳥サンもいますので注意するに越したことはありません。
 止血には、動物用に開発された爪用止血剤「クイックストップ」を利用すると便利です。この製品は、塩基性硫酸第二鉄、塩化アルミニウムなどが含まれていて、出血部位につけると素早く止血することが出来ます。黄色い粉状の散剤で、人間の指先に少しだけ取って、爪の出血部位に擦り付けて使います。数秒押さえるようにすると、より止まりやすいです。
 クイックストップは、粘膜や爪以外の傷につけると痛いので、ご注意ください。また、服につけると黄色くシミになって落ちませんから、気をつけて使ってください。
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 またクイックストップがなくても、爪先なら焼いて止める方法(焼烙止血)もあります。お線香や、火を消したばかりのマッチの先端を利用すると良いでしょう。血をふき取ったところに、お線香の赤い部分を素早くつけて、血を固めます。一回で止まらない場合には、これを何回か繰り返します。
 焼烙止血は鳥が動くととても危険なので、しっかり足指を持つことが大切です。やけどをさせないように、十分注意して行ってください。

 あと、切った直後は血が出ていなくても、後から少しにじんでくることがあります。このような場合は少量なので、しばらくすれば自然に止まってしまいますから、様子を見ても大丈夫です。ただし、3分以上経過しても止まる様子がなければ、上記のような方法で止血するほうが良いでしょう。

7.爪切り後のフォロー 
 爪切り後は、がんばったご褒美をあげましょう。部屋で遊ぶのが好きなコなら、一緒に仲良く遊んであげてください。また、好物の食べ物があるコなら、すかさず好きなオヤツを差し出します。鳥は記憶力は良いのですが、嫌な事をされて根に持つかどうかは、そのコ次第。できるだけ嫌われないよう、人間側も努力しましょう!


*ここまで紹介しましたが「やはりなかなか出来ないです」との声を頂きました!気持ちはとっても、分かります(ウチの鳥たちも他の先生に切ってもらっていますので^^;)。実際、クリニックには爪切りのためだけに来院される鳥サンが結構います。もし「家では無理!」と思ったら、遠慮なくいらしてくださいね!

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 おしまい 

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