クリニックのペットバードたち

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

鳥の爪切りのコツ・その1

 工藤です!

 鳥を手乗りとして飼っていると、どうしても爪切りのお手入れは必要になります。野生の状態なら、長い爪は正常ですが、人間の生活空間には引っかかるものが多すぎて(例:カーテンや絨毯、セーターなど)、伸びた爪は事故のもと!「爪が伸びたな」と思ったら、こまめにお手入れしたいですね!
 でも、爪切りが苦手な飼い主様は、意外と多いもの(鳥サンに嫌われたくないというのもありますが^^;)。
 そこで今回は、鳥サンの爪切りをする時の注意点などについて書いてみようと思います。処置時の参考にしてみてください。

 
1.鳥の体を保定する
○一人で切る場合
 左手全体で鳥の体をしっかりと持ちます。鳥の両肩に、人差し指と中指を置くようにして押さえると、するりと逃げられるのを防げます。そして、左手の人差し指と親指で鳥の足をつまみます。
k 003
モデル/コデマリ

○二人で切る場合
 基本の鳥の持ち方は、一人の場合と同じです。鳥を持つ係りの人は、左手の人差し指と中指で、鳥の両肩を押さえます。続いて右手でしっぽのあたりを押さえ、爪を切る係りの人が見えやすいようにしてあげます。
k 002
モデル/コデマリ

○タオル保定
 片手では押さえきれないくらい大きな鳥サンを一人で切る場合には、タオル保定が有効です。オカメインコサイズでも、女性の手ではちょっと大きすぎるので、タオルを使ったほうが楽です。
 鳥をタオルでくるりと包み、人間のひざの上にひっくり返して(鳥のお腹が上にくるように)おきます。タオルをゆるくかけすぎるとすぐに出てきてしまいますし、また、きつくしすぎると呼吸がしにくくなりますので、鳥がおとなしくできる程度のきつさで巻きます。そしてタオルの隙間から、片足だけを引っ張り出して、処置していきます。


2.足&指を押さえる
 爪切りのときは、鳥が足を動かさないように、しっかり持つ必要があります。切るときに足を動かされると大変危険なので、人間の指の腹全体を使い、きゅっとつまむようにして保持しましょう。鳥が足指を「グー」にしてしまうようなら、足の指を一本ずつつまんで開くようにして切ります。
 「グーにしたまま、開けない!」こんな時はあわてないで、ちょっと一呼吸置くと、鳥は再度暴れだして、足指を「パー」にしてきます。そうしたらすかさず、一本だけ指をつまんでしまいましょう。


3.爪切り道具
 爪切りの道具は、人間用の普通の爪きりや、鳥用のクリッパー、小型ハサミなどが利用できます。
 クリニックでは、外科用の抜糸剪刀(ばっしせんとう)を使っています。これは10センチほどの鋏なのですが、糸を引っ掛けるための切り込み(矢印)がちょうど爪を掛けるのにピッタリで、私は愛用しています。また鋏タイプなら、切り落とされる側の爪の長さが目視できる(人間用爪きりだと見えない--)ので、より安心です。ただし医療器具なので、値段が高いことが難点です(安いものでも2-3千円します)。
l 004


つづく・・

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。