
*重要なのは、出血部位の確認です*
出血部位を見つけ、出血が止まっているかどうか?きちんと確認してから、処置を考えましょう。もし血が止まっていなければ、すぐに止血をしなくてはいけません。
しかし、実際鳥は密に羽毛が生えていますので、出血部位の確認はなかなか大変です。さらに出血して間もないと、血が固まっていないので、止まっているかどうかも分かりません。
そんな時は、出血したと思われる部位を圧迫しつつ、水で濡らした脱脂綿などで、周りの血をふき取っていきます。乾いた血の塊は、ピンセットなどを使ってきれいに取り除きます。綿羽が血で固まり取りにくかったら、綿羽ごと抜いてしまっても良いです。
羽毛の汚れがひどく、染み込んで羽が赤くなっていたら、脱色作用のある過酸化水素水(オキシドール)が有効です。少量ずつ脱脂綿にとって、赤くなった羽毛を拭いていきます。目に付けないよう、十分気をつけて行ってください。羽毛がきれいになれば、出血箇所が確認しやすくなります。
*出血箇所が確認できたら*
皮膚の場合、圧迫止血が基本です。まずは5分ほど、脱脂綿を当て、少し強めに傷を押さえます。5分たったところで一度脱脂綿をはずし、出血部位を確認します。まだ出血が続く場合には、さらに時間をかけて止血します。
新生羽(伸び途中の羽)の軸が折れた場合、その羽を抜き取ってしまうのが一番です。家庭では、ラジオペンチなどが利用できます。また、上手く抜けない場合、糸で羽軸をしばったり、指で羽軸をつぶして圧迫止血したりすることも出来ます。
新生羽は血流が多く、折れるとすごく出血しますので、羽の抜け変わり時期には要注意!
爪や嘴からの出血の場合、先端部分を焼くと止まります。血をふき取ってすぐ、熱くなったお線香や火を消したマッチの先端などを押し当てます。指や舌のやけどには、十分注意して行ってください。
爪も嘴も太い血管が通っていますので、出血量も多いです。特に爪は血液検査ができるくらい血が出ますから、切りすぎないよう気をつけてあげてください。

「みなさんも、出血には十分注意してネ!」
鳥は血液量が少ないので、止血の応急処置は、とても大切です。応急処置が終わったら、動物病院で続きの治療を受けましょう!
出血部位を見つけ、出血が止まっているかどうか?きちんと確認してから、処置を考えましょう。もし血が止まっていなければ、すぐに止血をしなくてはいけません。
しかし、実際鳥は密に羽毛が生えていますので、出血部位の確認はなかなか大変です。さらに出血して間もないと、血が固まっていないので、止まっているかどうかも分かりません。
そんな時は、出血したと思われる部位を圧迫しつつ、水で濡らした脱脂綿などで、周りの血をふき取っていきます。乾いた血の塊は、ピンセットなどを使ってきれいに取り除きます。綿羽が血で固まり取りにくかったら、綿羽ごと抜いてしまっても良いです。
羽毛の汚れがひどく、染み込んで羽が赤くなっていたら、脱色作用のある過酸化水素水(オキシドール)が有効です。少量ずつ脱脂綿にとって、赤くなった羽毛を拭いていきます。目に付けないよう、十分気をつけて行ってください。羽毛がきれいになれば、出血箇所が確認しやすくなります。
*出血箇所が確認できたら*
皮膚の場合、圧迫止血が基本です。まずは5分ほど、脱脂綿を当て、少し強めに傷を押さえます。5分たったところで一度脱脂綿をはずし、出血部位を確認します。まだ出血が続く場合には、さらに時間をかけて止血します。
新生羽(伸び途中の羽)の軸が折れた場合、その羽を抜き取ってしまうのが一番です。家庭では、ラジオペンチなどが利用できます。また、上手く抜けない場合、糸で羽軸をしばったり、指で羽軸をつぶして圧迫止血したりすることも出来ます。
新生羽は血流が多く、折れるとすごく出血しますので、羽の抜け変わり時期には要注意!
爪や嘴からの出血の場合、先端部分を焼くと止まります。血をふき取ってすぐ、熱くなったお線香や火を消したマッチの先端などを押し当てます。指や舌のやけどには、十分注意して行ってください。
爪も嘴も太い血管が通っていますので、出血量も多いです。特に爪は血液検査ができるくらい血が出ますから、切りすぎないよう気をつけてあげてください。

「みなさんも、出血には十分注意してネ!」
鳥は血液量が少ないので、止血の応急処置は、とても大切です。応急処置が終わったら、動物病院で続きの治療を受けましょう!

